岩手県交通692(U-LT332J)を作る

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せっかく作った青銀LRを国際キュービックと並べたい、ということでバスコレ11弾のキュービック中期型(西東京バス)を改造して県交通のLTを作りました。

 基本的にカッターを使用して尺を詰めるだけなので、加工内容はLRと比べると大分シンプルです。フロントバンパーは車体から切り離し、前面クリアパーツは窓枠部までマスキングしたうえで車体側に接着し隙間を埋めておきます。また、リアはナンバープレートをカッターでそぎ落として移設し、テールランプをキュービック前期型のバス協テールに交換しました。エボパレータキセは例によってキュービック前期型のものを加工しています。マーカーランプは所定の位置にピンバイスで開孔し、細切りプラ材を差し込んで瞬着で固定しています。窓パーツは公式側に京急限定、非公式側に種車西東京のものを使用しています。

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赤線が切継ぎ線です。

塗装は緑2号(GM13番)、MSグリーン(クレオスSG06)、ピュアホワイト(タミヤTS-26)の順に行いました。自作の表記類を貼り付けクリアーコート半光沢(GM44番)を吹いた後でタミヤエナメルのハルレッドとクリアオレンジを使用してウェザリングしています。

なお、タイヤは実車ではLVとLTで径が微妙に違うようで、ホイールアーチの深さ(パネルラインとの位置関係)もやや異なっているようにも見えます。加工時にはこのあたりを全く気にしていなかったのでホイールアーチは一切手つかずですが、タイヤはイメージ優先でエルガノンステ(全国バスコレの東武)のものに交換しています。

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フォグランプ点灯化について

692は完成当初フォグランプを点灯化していたので、その点についても少々触れておきます。

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点灯化には秋月電子通商のリード線付チップLED(ウォームホワイト)を使用しました。フロントバンパーのフォグランプ部を開口してチップLEDを瞬着で固定し、アルミホイルや黒塗装などで遮光していました。高校物理以上の知識も無く、こうして公開してもいいのかすら疑問な力技です。

こうして点灯化したフォグランプでしたが、バンパーのディティールが甘くなってしまったこと、配線の取り回しが意外と面倒だったことなどから現在ではバンパーごと取り外して別に保管しています。

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【2018年8月完成】